この話は、私に強烈なインパクトを与えた。
それからというもの、私は尊敬する人が現れると、一度は身を預け、秘書やかばん持ちをさせてもらったり、その人の控え室で、講演の前後にはどんな話をしているのか、どんな人が訪ねてくるのか、ずっと聞いている。
私は、態度のでかい人間に見られがちだが、実は秘書や副社長的なポジションが大好き。
だから議員秘書なんかさせたら、たぶんとても優秀だと思う(笑)。
私か影響を受けた人は、やはりK書店の前専務のF氏だろう。
この人の鞄持ちは、本当に何度もした。
大阪や広島や山口のテレビ局を回るときの、一つひとつの会話がすべて講演状態だった。
メモしまくりだった。
F専務の、接待の席での位置関係、会話の運び方、それらすべてが洗練されていた。
銀座や六本木にもよく連れて行ってもらったが、こればかりは免許皆伝どころか、私は生徒失格だったことだろう。
二〇〇二年五月。
一機のジェット機が関西空港を離陸した。
韓国へ進路を取ったこのS専用機には、S電機のI会長が乗っていた。
目指すはSの本社である。
さかのぼること、三四年前(一九六九年)。
S電子は、Sブランドの製品を売ることでスタート。
Sに手取り足取り教えてもらい、S側はそのお礼に……と、会長を自家用機で迎えに来たのだ。
「三〇年の師弟関係が逆転した日」韓国の新聞は、そう見出しに書きまくった。
残念ながら、日本はどんどん取り残されているようだ。
外国経済・海外トレンドを学ばずして、ついていけない時代になったのだ。
このできごとは、日本の衰退を意味しているのか、海外の隆盛を表しているのか。
少なくとも、年に一度は海外に自ら足を運び、肌で感じることが大切だと思う。
「東京ですか。
いつか行けたらいいけど、忙しくてね」と言う、地方のビジネスマンがいるか、こういう人に限って「資格、資格……」と、自分を防御することしか考えていないことが多い。
家族を大切にしているのかと思えば、ボケーッとしていたり、資格の学校に行ってはお金を使っている。
お山の大将になるのもいいけど、みんな忙しい中、東京や大阪、そして海外で「勉強」しているという事実に、そろそろ気づいて欲しい。
最近の私は、急激にNのファンである。
その人間味に触れたからである。
ここで勘違いをしないで欲しい。
彼女がしたことはかなり悪いことで、ああいう魔女狩りのような目に遭ったことは仕方のないことだ。
しかし彼女は、たたかれ傷つき、強くやさしくなった。
最近よくローヤルゼリー 効能に関する本や新聞で、「最新のローヤルゼリー 効能」という文字をみかけることが多くなったと思います。